TUMS SAKURA HOSPITAL EDOGAWA

回復期リハビリテーション病棟(180床)

リハビリによる
在宅復帰を目指す

患者様ひとり一人の
目標に向かって、
積極的なリハビリテーションを行う病棟です。

「タムスさくら病院江戸川」の回復期リハビリテーション病棟では、患者様ひとり一人の最適な生活に向けて、誠意と思いやりを持った質の高いリハビリテーションを提供していきます。
※入院に際しては基準がございます。

タムスさくら病院江戸川
5つの特徴

知識技術に優れた
150名を超えるセラピスト数

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回復期病棟が現在の60床から180床へ増床した後も、患者様1人あたり1日9単位を目標としたリハビリテーションを提供できるセラピストを整え実績を上げています。
また、常に自己研鑽を積んでいるスタッフが患者様お一人お一人に合わせた個別性のあるリハビリテーションを提供致します。

充実した
リハビリテーション設備

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当院はあらゆる疾患の患者様に対しても最良のアプローチを提供できるように、エクササイズマシン・物理療法機器・装具各種・評価計測機器など様々な設備を取り揃えております。その中でも低周波治療機は6機種あり、症状に合わせて使い分けながらアプローチを展開しております。
また、脳血管系の装具に関しては日本屈指の数と種類を備えており、ご入院早期の段階から患者様に合わせた装具療法を提供できます。

退院後の環境を想定した
日常動作練習

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リハビリテーション室には上がり框を想定した段差や床上動作練習を行う畳のスペース、調理練習用キッチンなど、ご自宅を想定した動作練習に適した環境が整っております。
また、回復期が増床する5F病棟には屋外庭園があり、砂利道や飛び石上での歩行練習や洗濯機から洗濯物を干す練習も屋外でできるようになります。
畑のスペースで共に農作物を育成し、収穫の後調理練習に使用するなど、面白い取り組みも検討しています。

退院後も継続した
フォローアップ

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ご退院後の生活を不安に感じられる方は少なくありません。当院はご退院された方を対象に外来や訪問でのリハビリテーションを継続できるシステムがございます。今も多くの方が継続してリハビリを受けられており、非常にご満足いただいております。(基準あり)

自宅退院が困難なケースでも
受け入れています

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当グループには、特別養護老人ホームをはじめとする介護施設、訪問診療や訪問看護などまず多くの施設があり、自宅退院が困難なケースでも受入が可能となっております。

リハビリテーション機器紹介

歩行補助具

免荷式歩行器

立位が不安定な患者様に対して、身体を免荷する事により安定した歩行訓練を行える。

【用途】歩行訓練
【適応】脳血管疾患、下肢麻痺患者、重症患者


トランクソリューション

体幹、骨盤の姿勢を調整し、インナーマッスルの活動を促し、立位、歩行訓練を行う事が出来る。

【用途】歩行訓練、姿勢調整
【適応】全般 姿勢不良者に使用


T-Support

脳卒中片麻痺患者の下肢装具を用いた歩行訓練時に併用し、歩行訓練効果を高める事が出来る。

【用途】歩行訓練、下肢装具療法
【適応】脳血管疾患、下肢麻痺患者、重症患者

装具療法

多用な装具を完備
充実した装具療法が可能

長下肢装具

短下肢装具

短下肢装具
シューホーンブレース

電気刺激療法

歩行神経筋電気刺激装置

電気刺激により筋の収縮を促し、運動麻痺の改善、下肢筋力増強、歩行動作につなげる事が出来る。

【用途】電気刺激療法、歩行訓練
【適応】脳血管疾患患者、運動神経麻痺患者

低周波治療器

IVES+

筋の収縮を感知し、動きに応じた電気刺激を行う。筋の収縮を促し、筋力増強、運動麻痺改善、手指機能改善、日常生活動作につなげる。

【用途】電気刺激療法、手指訓練
【適応】脳血管疾患患者、運動神経麻痺患者


ESPURGE

ESPURGE、電気刺激装置 NM-F1

体幹、骨盤の姿勢を調整し、インナーマッスルの活動を促し、立位、歩行訓練を行う事が出来る。

【用途】歩行訓練、姿勢調整
【適応】全般 姿勢不良者に使用

筋力計測器

ミュータス F-1、モービィZ

手足に抵抗をかけて筋力を測定する。筋力増強等の指標となる。

【用途】筋力評価 【適応】なし 全般

リハビリテーション栄養への取り組み

はじめに、リハビリテーション栄養(以下、リハビリ栄養)とは、障害を持った方や高齢者などに対し、その機能などが最大限発揮されるように、適切な栄養管理を行うことです。
またリハ栄養における栄養管理とは、主に低栄養や不適切な栄養管理下におけるリスク管理、リハビリの時間や負荷が増加した状況での適切な栄養管理、筋力・持久力などをより改善させる栄養管理の3つです。

特に当院にご入院される患者様はご高齢の方も多く、低栄養(慢性的に体の栄養が不足している状態)やサルコペニア(筋力の低下や筋肉量の減少する状態)、フレイル(加齢に伴って様々な機能の低下が進み、それによって健康障害を起こしやすくなっている状態)により栄養状態の思わしくない方もいらっしゃいます。このような原因により肝心の体力が低下してしまっては、日々のリハビリテーションも狙った効果が得られません。栄養管理を行う上で適切な診断・評価によってその原因を追究し、リハ内容を検討する必要があります。最大限リハの効果を得るためには、栄養と運動のバランスが重要であり、栄養面と運動面のどちらもお互いに効果を高められるように当院では管理栄養士を含めた多職種によるチームで連携しています。

チームの目的として患者の不要な体重減少を予防し、骨格筋量を維持・増加してリハの効果を高める身体づくりを目指しています。
具体的な取り組みとして毎週の体重測定結果から栄養スクリーニングを行い、多職種でカンファレンスを行っています。カンファレンスでは介入時の栄養状態を踏まえて、リハの時間や強度を評価した上でケアプランを作成し、栄養管理やリハプログラムに反映させています。多職種で情報共有を密にし、専門職種同士が相互的に働きかけ、患者様のより効率的な機能改善に努めています。

摂食・嚥下(えんげ)機能障害の検査および治療に取り組んでおります。

「むせる」「飲み込みに時間がかかる」など摂食・嚥下機能障害をお持ちの患者様に嚥下内視鏡検査(VE)および嚥下造影検査(VF)を実施しております。 内視鏡やレントゲン透視装置を使用して、実際に食べ物や飲み物を食べていただき、飲み込みの様子を確認いたします。 検査の結果により、食事摂取困難やむせ込みなどの改善に効果的な専門リハビリテーションを実施し、安全なお食事の提供へとつなげております。患者様に「安全に・おいしく・満足して」お食事いただきますよう支援してまいります。

摂食・嚥下機能への取り組み

脳研究の進展で、リハビリの科学的なメカニズムもわかってきました。

リハビリは、単に筋力トレーニング等の訓練による「失った機能の再学習」ではなく、むしろそれは「脳内に新しく神経回路をつくるための運動技能学習」であることがわかってきました。
たとえば、脳卒中の後遺症の軽減には、適切な時期に集中的にリハビリテーションを行うことが、日常生活動作や歩行などの能力機能回復に有効であることがわかっています。

脳血管疾患とは

対象: 脳卒中、脳出血 他
脳血管疾患とは、脳の中の血管や血液の障害により発症する病気の総称です。発症すると、言語障害や摂食・嚥下障害、麻痺、機能障害などが残ることがあります。

運動器疾患とは

対象: 骨折、関節症疾患、スポーツ外傷、交通事故多発外傷 他
運動器とは、骨や関節、靱帯、筋肉、手足の神経や血管などのことで、これらの部位に障害があったり、スポーツや事故で外傷を負うことを運動器疾患と言います。

理学療法士
(PT)

立ったときのバランスや歩行の訓練など、主に運動機能障害にアプローチします。

作業療法士
(OT)

更衣動作、食事動作、家事動作、書字動作など、応用動作能力(巧緻性)や社会への適応能力を増すことを目的に、作業などを手段としてアプローチします。

言語聴覚士
(ST)

言葉や発音や飲み込みの訓練など、失語症、構音障害、言語発達障害などの言語障害者や嚥下障害者に専門的な治療を行ないます。

ソーシャルワーカー
(MSW)

日常生活に支障がある方の福祉に関する相談に応じ、助言・指導・社会資源の活用法の紹介などを患者様とそのご家族に行ないます。

感染管理対策

当院では今般の新型コロナウイルス感染症拡大状況を鑑み、PCRの結果がすぐに測定できる機械を導入いたしました。
ご入院されるすべての患者様が、ご安心できるようPCR検査を受けて頂いております。


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